今日の生き物
ナベヅル飛来
11月14日(火)10時頃にナベヅルの親子と見られる3羽がリバーパルのすぐそばの田んぼに降り立ちました。(右2羽が成鳥で左が幼鳥)
しばらくの間、周りを警戒しながら順番に餌を食べて羽を休めていました。
翌日は姿が見えませんでしたので、出水に飛び立ったのかなと思います。無事にたどり着いて欲しいものです。
サシバ
サシバの秋の渡りが始まりました。
サシバはタカの仲間で春から夏に日本に繁殖にくる渡り鳥です。1日で500km程移動するそうです。
9月26日愛宕山では3時間程で250羽程が確認できました。愛宕山が観察しやすいですが、皆さんの住んでいる所からも高い空を南に飛んでいくサシバや猛禽類が観察できます。
10月1日(日)8時~12時に日本野鳥の会宮崎県支部の愛宕山探鳥会も開催されます。秋のタカの渡りを見るチャンスです。参加されてみませんか。
コウノトリ
国の特別天然記念物のコウノトリ2羽が飛来しています。2羽の足環を調べたところ、兵庫県豊岡市で今年巣だったオスの兄弟のようです。兄は5月6日、弟は7月9日の巣立ちとなっていますが、お兄さんが待ってたのでしょうか?仲良し兄弟ですね。200メートル程離れたところで食事中でしたが、飛び立ち、弟君が目の前に降りてきてビックリしました。幸の鳥が延岡に幸せを運んでくれているようで嬉しく感じました。しばらくのんびりと過ごしてほしいものです。
ハマガニ
友内川の土手で観察することができる大きなカニです。
地域によっては数が減少しており、絶滅危惧種にも指定されています。
この日は巣の取り合いなのか?しばらくケンカしていました。勝敗はいまいち分かりませんでしたが、怪我なく無事に終了しました。
ミサゴ
水中への飛び込みスピード時速130km、3回目の飛び込みでボラをゲットしました。魚だけを食べる唯一のタカです。ほぼ毎日、リバーパルそばの友内川でハンティングする姿を見ることができます。英名はオスプレイです。色々と有名な軍用機の名前の由来でもあります。
ハイタカ
葦原の狩人ハイタカが駐車場の上を旋回していました。今年は後ろ姿しか見れてなかったのでナイスタイミングでした。今年は友内川周辺のカモ類の数が多いようです。野鳥の中で環境が良いと口コミが広がっているのカモ?野鳥を優しく見守るとともに、鳥インフルエンザ対策として、弱っていたり死亡した野鳥、排泄物、落ちている羽に触れない、触れてしまったらすぐによく手洗いをしましょう。
アサギマダラ
リバーパル五ヶ瀬川のフジバカマにアサギマダラが数日間飛来しています。長距離移動する蝶として有名で、2500kmも移動した記録もあるようです。秋は南西方向に移動しますので、まだ長旅が続くかもしれません。しばらくリバーパルでゆっくりしてほしいものです。
ゴイサギ
ゴイサギ
成鳥になるまでに3年程かかり、目の色が黄色から赤へと変化します。カラスほどの大きさです。「グァッー」と飛びながら鳴きます。夕方から活動を開始するので、あまり見ることができませんが、カヌーをしていると飛んでいる姿を見ることがあります。漢字で五位鷺と書きます。平家物語のなかで後醍醐天皇に正五位のくらいを与えられたという昔話が由来だそうです。ペンギンの餌を狙い、まぎれて餌を食べているところが度々目撃されているようです。確かにペンギンに似てますね。
ムーアシロホシテントウ
リバーパルの花壇の中に黄色いテントウムシを発見しました。白色の紋が可愛らしいですね。テントウムシは幸運の知らせといわれているとか。
リバーパルには沢山の花が咲き、その周りには沢山の昆虫達がくらしています。いろいろな虫たちを探してみてください。
ニホントカゲ
日向ぼっこ中だったのかのんびりしていました。(変温動物なので体温調整しています。)カナヘビと似ていますが、光沢があり、尾が短いことから見分けることができます。
とかげの尻尾切りという言葉があるように、危険が迫った時には尻尾を自分で切って逃げます。(切られた尻尾はしばらく動く)
この個体の尻尾は短く色が体色と異なっているので、再生した尻尾かもしれません。爬虫類は少し苦手ですが、とかげのぱっちりとした目元は可愛らしいです。
ヤブキリ
6月~9月頃までみられるキリギリスの仲間です。成虫になると、肉食性が強くなりセミなどの大型の昆虫をおそうことがあるようです。
比較的警戒心のない種類なので発見しやすいと思います。「シリリリとかジー、ジー」と鳴いています。キリギリスやコオロギの仲間は様々な鳴き声をしていますが、羽をこすり合わせて音を出しています。聞き分けて種類を調べてみると楽しそうですね。
キジ
日本の国鳥でもあるキジです。リバーパルの側の葦原や田畑でよく見かけます。
オスは「ケーン、ケーン」と高い声で鳴き、見た目もとても賑やかです。桃太郎のお供としても活躍していますね。
この日はつがい(夫婦)でお食事中だったようです。キジは10年位生きるそうですよ。一度見たら、来年も同じ場所で見れるかもしれませんね。
アジサイ(ガクアジサイ)
宮崎県も梅雨入りしました。梅雨の風物詩アジサイがきれいに咲いています。
紫陽花は中心のつぼみに見える部分が花びらで、その外側の花びらのように見えるものがガク(葉っぱが変化し花を守る部分)がついています。
この種類は、額縁に似ている様子からガクアジサイ(額紫陽花)と名付けられたようです。葉っぱの上にカタツムリもいました。(一緒に撮れませんでしたが。)
雨の日が続きますが、梅雨を心待ちしていた生き物たちの生き生きとした姿が観察できます。毎日カエル達が楽しそうに大合唱していますね。
ベニシジミ
日本中どこでもみられる1.5㎝ほどの大きさのチョウです。シジミ貝に似た羽の形から名前がつけられています。暖かくなり、リバーパルでも様々な種類のチョウが観察できるようになりました。野地町五ヶ瀬川右岸では、コノハナロード延岡市民応援隊の皆さんによって、シマフジバカマが植えられていますので、今だったら旅するチョウとして有名なアサギマダラが見れるかもしれませんね。
ナミテントウ
ナミテントウは身近でよく見ることができるテントウムシです。様々な模様(もよう)があり、ナナホシテントウ以外だとほとんどがナミテントウだと思います。子どもの頃にとても大きなテントウムシを見つけて喜んだことを思い出しました。調べたら、カメノコテントウでした。(日本最大種:12㎜程)小さい頃は目線も低く様々な生き物を発見できると思います。今はなかなか自由に外遊びができませんが、身近な生き物を観察して調べてみると楽しそうですね。
チゴガニ
1㎝程の小さいカニです。写真はウェービング(ハサミ脚を振り上げる)しているオスです。求愛行動とか縄張り主張のために行うといわれていますが、はっきりと分かっていません。周りに小さい砂団子が見えますが、泥の中の有機物を口の中でこしとって食べた後のものです。じっと観察していると、オス同士の対決や他の巣穴を泥で埋めたり、バリケードを作ったりしています。可愛い見た目ですが、生きるため、繁殖のため日々戦っているのですね。
ツチイナゴ
日本国内で唯一の成虫で冬をこすバッタだそうです。
ハクセンシオマネキ
オスは片方のハサミが大きく、6月頃から求愛行動のウェービング(ハサミ脚を振り上げる)が見られます。いつもは沢山の子ども達と観察するので、多くが隠れてしまいますが、沢山観察することができました。今年はカニさん達にとっては穏やかな日々が続きそうです。環境にとっては干潟を掘り起こすとよいともいわれますし、観察ポイントは長年、子ども達が穴掘りをした効果なのか、とても良い環境を保っています。カニさんにとってはどちらが良いのでしょうね。
モッコウバラ(木香薔薇)
リバーパルの駐車場入り口に咲いていたものが成長しています。つる性でトゲがないバラです。モッコウバラは本日4月30日の誕生花だそうです。(他にも色々ありますが)ご自身やご家族の誕生花を調べてみると面白いかもしれませんし、毎日の誕生花を調べると華やかな気持ちになれそうです。
ケリ
ハト位の大きさです。甲高い声で鳴き、「キリッ、キリッ」、「ケリッ」などと甲高い鳴き声からケリという名がついたそうです。気が強いみたいです。顔付きもなかなかですね。巣に近づいた時に攻撃するようです。子育て中かもしれませんし、優しく見守りたいですね。
ムナグロ(成鳥)
先日の幼鳥と比べると名前の通り胸からかおにかけて真っ黒です。余談ですが、今日4月28日は象の日だそうです。象の漢字は象形文字ですが、色々な名前の由来を調べてみるのも面白いかもしれませんね。
ハラヒシバッタ
体調1cmほどの小さいバッタです。名前の通りひし形▱です。草地をピョンピョン跳ねています。模様も様々で見比べると面白いですよ。
メダイチドリ
日本には旅鳥として春と秋の渡りの時期に飛来するようです。全長19㎝ほど。繁殖期には前胸が鮮やかなオレンジ色になります。
水辺をちょこちょこ移動し、食事に夢中でとても可愛らしかったです。
ムラサキサギゴケ
サギとは、花の姿が鳥のサギの姿に似ているからだそうです。コケと名が付いても、苔の仲間ではなく、ゴマノハグサ科の植物です。
地面を這うように横枝を出すのが苔のようであるのが名前の由来だそうです。花は1㎝~2㎝と小さく、田んぼのあぜ道で観察できます。
アイリス
アヤメ科の多年草で、花色が七色の虹をイメージさせることから、ギリシャ語の「イリス(虹)」に由来しているそうです。
花言葉は『希望』『信じる心』『メッセージ』『吉報』『よき便り』など。
ウグイス
「ホーホケキョ」日本三鳴鳥のウグイスです。※他にオオルリ「ピリーリー」、コマドリ「ヒンカララ」
春を告げる鳥「春告鳥」の別名もあり、早春には鳴き始めます。さえずるのは縄張りを見張るオスで、1日に1000回ほど鳴くこともあるようです。よくメジロがウグイスであると間違われます。警戒心が強くなかなか姿を見ることができません。
アカミミガメ(ミドリガメ)
元々は北米に生息するカメです。
小さい内はミドリガメと呼ばれ可愛いのですが、30㎝近く成長します。
ペットとして飼われていたものが放されて、延岡でも様々なところで見られます。
日本に元々住む生体への影響もありますので、責任を持って飼ってほしいと思います。
ムナグロ(幼鳥)
日本へは旅鳥として春と秋の渡りの時期に全国に飛来するようです。
成鳥は顔から腹までが真っ黒ですが、この鳥は幼鳥です。
片足立ちが疲れたのか、あしを伸ばしていました。
コムクドリ
日本では夏鳥として北海道、本州北部で繁殖しますが、渡りの時期は本州中部以南地域でも見られます。
体長は19㎝ほどとスズメより大きいです。この日は5羽ほどが樹木の周りを飛び回って虫を食べていました。
ホウロクシギ
日本では、旅鳥として春と秋の渡りの途中で渡来しますが、西日本では少ないようです。
体長は60㎝ほどで、日本に渡来するシギとしては、最大級の大きさです。
長いくちばしを利用して、ブロックの隙間の生き物を食べていました。